「風邪ひいた?」「そうみたい」 ’Do you have a cold?’ ‘Guess so.’

A: 風邪ひいた?
B: そうみたい。

A: Do you have a cold?
B: Guess so.









相手が鼻声だったり、咳をしていたりしたとき、
「風邪をひいたの?」とたずねる英語表現です。

「cold」はご存知のとおり、「寒い」「寒さ」という意味も持つ言葉です。
「風邪」は「a cold」と表現されると覚えてしまいましょう。


例文は「風邪ひいた?」と過去形にしました。
「風邪ひいてるの?」というたずねかたもありますが、
私自身、このふたつを意味的に使い分けてはいません。
意味することが変わってくるとすれば、

「風邪ひいてたの?」

のように「もう治ってるけど風邪ひいてたんだね」と言いたい場合だけだと思います。


英語の表現もまったく一緒で、それぞれに当てはめて並べるとすれば

「風邪ひいてるの?」「Do you have a cold?」
「風邪ひいた?」「Did you catch a cold?」

となりますが、どちらの表現を使っても意味が変わらないのは
日本語も英語も同じです。


答えの「Guess so.」は「I guess so.」の略で、
どちらの形でも「そうみたい」「多分」「まぁ」「そうらしい」など
いろんな意味でかなり頻繁に使われる表現です。

今回の場合だと、お医者さんに行ったわけではないけれど
症状からすると風邪をひいてしまったようだ、という意味で
「Guess so.」と言っています。

熱があるなどもっと症状がひどければ
「そうなの」「Yeah(, I do).」などとも言えます。
この場合、ただ「風邪をひいた」と答えているだけではなく、
「ちょっと大変な思いをしている」とも伝えたいと受け取れるのは
日本語も英語も同じです。


「guess」は、「憶測」や「推測する」という意味を持った言葉です。
「so」は「そう」や「そのような」。
ですから今回のような使い方は基礎編です。


応用編としては例えば照れ隠しに

「付き合ってるんだね」「You have a boyfriend/girlfriend.」
「まあね」「Guess so.」

のような使い方もできます。


「Guess so.」の説明の最初でも書いた通り、
本当に頻繁に使われる表現ですから、
いろんな場面で出てくるという可能性を想像しながら練習してみてください。


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